バングラデシュ支援 近況報告


 

エルセラーン1%クラブと提携するNPO法人 P.U.S バングラデシュの村をよくする会(以下P.U.S)は同国で学校建設・図書館建設・奨学金支援事業を進めています。
代表の岩下八司さんから、ひとりの女子生徒のもとを訪れた映像が届きました。

 
 
 

P.U.Sはバングラデシュの首都ダッカにある職業訓練校「BCI」で学ぶ4人の学生を選出。
エルセラーン1%クラブからの定期支援金の一部を奨学金として支給することで、学生が経済的な不安なく勉強できるよう、支援しています。
 

4人の学生については過去の記事で紹介しています。
 
 

2020.01.29
【速報】2020年の開校式はバングラデシュから 職業訓練校の学生へ奨学金支援も


 
 

2020.05.07
バングラデシュからの手紙 職業訓練校で学ぶ4人の若者


 
 

2021.05.07
バングラデシュ職業訓練校の奨学生を訪問


 
 

2022.10.04
バングラデシュの集い 開催


 
 

4人の学生は経済的に困窮している家庭にいる一方で、学習意欲・成績ともに高い水準にあるためP.U.Sの奨学生に選ばれました。
 
 
 

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4人のうちの1人、ソニア・スルタナさんは両親、妹とともに5畳ほどの広さの部屋で暮らす女子学生です。
日雇い労働者である義理の父はコロナ禍で仕事が激減したため、身体障がいがある母も仕立ての内職をし生計を支えています。
ソニアさんと妹、ふたりの子どもの学費を家計から捻出するのが難しく、学業を続けることを断念せざるを得ないか、というときに、奨学金支援が決まりました。
 

そんなソニアさんも、右手に障がいがあります。
職業訓練校BCIでの勉強、家計を支えるための事務アルバイト、帰宅後の予習復習、と睡眠不足との闘いの日々ですが、職業訓練の修了証書を取得する為に、右手の不自由さを左手でおぎなって頑張っています。
 

今年3月下旬、ソニアさんは不自由な右手を治すために入院・手術することが決まりました。
 

ソニアさんの近況を岩下代表が聞きました。
 




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