過去紹介分(19)玉村由美・佐藤アヤ子キャプテン

 エルセラーンのポリシーや商品をメンバーさんたちにお伝えして正しい生き方を広め、商品販売の収益の一部を率先してボランティア活動に寄付されているのが、全国で活躍するボランティアキャプテンたちです。どんなお仕事内容なのか、どんな日常を過ごされているのかを話題のキャプテンたちにお聞きしました。

 

玉村由美キャプテン(1966年生まれ)
(1998年福井キャプテン会所属)
学校建設の夢で福井V11実現へ

 

■プラス思考に変えてくれた特ゼミ

 

 
福井県の友人が京都へ遊びに行き、料理屋で偶然、出会ったのが安井則子キャプテン(京都キャプテン会)でした。しばらくして、この友人の家でエルセラーンのホームパーティが開かれ、私も誘われて化粧品や水の話を聞きました。私が31歳で下の子どもが生まれて間もないころです。
特に水の話に興味を持ち、安井キャプテンに家へ来ていただいてホームパーティで水の実験などを義母と一緒に見学。すぐに講習会へも参加してパートナーとなりました。メンバートレーニングに10回通うとメイクブラシがもらえるキャンペーンがあり、熱心に通っているうちに三重県・長島温泉のホテル花水木でおこなわれたフェスティバルにも誘われ、その抽選会で潜在能力を開発する「特別ゼミナール(特ゼミ)」の無料参加券が当たったんです。
おっぱいをしぼりながら参加した特ゼミプログラムを受けるうちに、消極的な性格だった私が「何でもやればできる」というプラス思考に変わり、キャプテンになることを意識し始めました。義母や姉、近所の人の紹介でメンバーの数も順調に増えていましたので義母に相談すると、「やってみたら…」と好意的な答えが返ってきたのでキャプテン昇格を決断しました。
 

★玉村由美キャプテンのプロフィール★

 
出身地:福井県丹生郡越前町。結婚して現在は隣りの越前市に住んでいる。
血液型:A型。真面目で地味な性格だったがエルセラーンに出合い、いい意味で細かいことにこだわらなくなり、明るくなった。
家族:2人の子どもは独立し、今は会社員の夫、義父と3人暮らし。
気分転換:越前海岸をドライブしながら、バックナンバーや米津玄師、コブクロなどの歌を聴くこと。朝はメイクをしながら朝ドラを観るのが楽しみ。義父の作ったおいしい野菜でほぼ自給自足している。
趣味:お料理
 

■現地の開校式で「白いノート」の大合唱

 

玉村小学校の開校式で直上の安井則子キャプテン(左端)らと=2019年2月

 
2019年2月、PUSバングラデシュの村を良くする会と1%クラブが共同で建設したバングラデシュ 玉村小学校の開校式に参加しました。主賓としてご挨拶させていただいたとき、子どもたちに将来、何になりたいかを問いかけると、「お医者さん」「学校の先生」など、打てば響くように答えが返ってきて、学校という存在が子どもたちの夢と希望につながっていることを実感しました。
式典の後、子どもたちと一緒に壷割りや追いかけっこ、ハンカチ落としなどをして遊びましたが、みんな人懐くて可愛いんですよ。同行いただいたPUS理事でシンガーソングライターの石田裕之さんには学校建設プロジェクト テーマソング「白いノート」をギター演奏付きで熱唱していただき、校庭には合唱するみなさんの声が響き渡って歌って、踊り、大いに盛り上がりました。
子どもたちと交流する中で「ありがとう」の言葉をシャワーのように浴びて、学校が子どもたちの役に立っている、喜んでもらっていることを体験でき、かつてない大きな感動をいただきました。一緒に参加したメンバーの方が「バングラデシュはとても貧しくて学校が足りていないから、まだまだ必要なんやね」とつぶやくのを聞いて、私はこれからも学校建設の活動を続けていこうと誓いました。
 

■リーダーを経験して広がった視野

 
福井キャプテン会は2021年7月~2022年6月、年間表彰の総合部門平均トッパーズでV10を目指していたので、学校建設をすることが福井V10を達成する近道だと考えました。自身の気持ちをかきたてて学校建設を目標に動き回り、メンバーのみなさんのご協力で押し上げていただいた結果、気が付けば2021年10月に2校目を達成することができました。
そして年明けの2022年2月から1年間は福井キャプテン会のリーダーキャプテンという大役を務めました。リーダー経験者の城戸啓子キャプテン竹越りゆ子キャプテンなどにいろいろと相談に乗っていただきながら、無我夢中で突っ走りました。
リーダーとして毎朝7時にグループLINEで「みんなで頑張りましょう」「いま、やりましょう」などとキャプテン会のみなさんにげきを飛ばすことを日課にしたんです。そんな内容を他のキャプテンたちに送るのですから自分自身も頑張るしかありませんよね。リーダーとしての器はまだまだですが、リーダーシップを取ることで客観性や全体を見る、相手の立場に立つ、という点でとても勉強になり、視野が大きく広がった1年でした。
その効果が表れたのか、3校目は昨年12月~今年2月、思いがけない注文をいただくなど、パートナーのみなさんに支えられた奇跡の連続で条件を達成できました。特に2月は福井で行事が目白押しだったお陰で、新パートナーが5名も誕生し、「学校決定」と「最多パートナー育成賞」の受賞という二重の喜びにつながりました。
キャプテンになってすぐのころ、何をしていいのかわからないときにキャプテン会の所属する班に相談し、どんなふうに動けばいいかを教わりました。キャプテン会はキャプテンがひとつになって進んでいける心の支えだと思います。特に福井キャプテン会はいま、チームプレー抜群でかつてないほどの一枚岩です。新たな学校を建てるという私の夢が福井V11にもつながっていく近道だと信じています。
 

■ホームページを活用したお伝え

 

 
コロナ禍でこの3年間は対面でお伝えする活動が制約されましたが、それを補う形で会社のホームページをすごく充実していただいたのでエルセラーンをお伝えする際に大いに活用しています。玉村小学校も掲載していただきましたので、メンバーのみなさんにスマホでURLを転送して見て頂いています。
商品紹介も充実していますので、パンフレットを持っていないときでもタブレットに商品のページを呼び出してご覧いただいたり、旬の話題をご紹介するのに役立てています。商品の使い方を聞かれたときは、ワンポイントアドバイスのページを出して説明しています。最近はYouTubeの映像などもあるので、若い方にもお伝えしやすいです。まさに「映像はえいぞう」ですね(笑)。
今年2月にはエルセラーン化粧品が関西財界セミナー賞の輝く女性賞を受賞したことでメンバーのみなさんの意識もずいぶん変わり、エルセラーンがすごく伝えやすくなったと喜んでいます。エルセラーンへの思いがより強くなっていると思います。
石橋会長が42年間、四位一体のポリシーを変えず、世の中の役に立つ生き方・考え方をやり続けてこられ、そのバトンを糸谷社長がしっかりと受け止め継続されたからこそ受賞につながったのだと思います。輝く女性は心の中からにじみ出るもの。私も輝く女性を目ざして心磨きを続けます。
〝男社会〟の関西の財界でエルセラーンの活動、考え方が認められたわけですから、これからは経営者や男性の方にも切り込んでいけるかな、と期待しています。
(インタビュー2023年3月)

 
 

佐藤アヤ子キャプテン(1949年生まれ)
(2001年新潟キャプテン会所属)
コロナ禍に耐えて新ステージへ

 

■医院開業を後押しした〝会長の教え〟

 

 
若い頃から肌が弱くいろんな化粧品や石鹸を使ってみましたが、頬がまっ茶色にかぶれて剥け、隠すためマスクをしていたこともありました。40代のとき、書店で郡司篤孝さんの著書『怖い化粧品1000種』と出合い、エルセラーン化粧品のことを知りました。三女のお友だちのお母さんからパートナーさんを紹介いただき、何も知らないまま愛用者として2年ほど購入していたんです。
ある日、別の方からキャプテンになれば商品がとてもお安く手に入ると聞かされ、講演会に参加して、まずはパートナーになりました。実家の父には「化粧品なんか売るな」と反対され、夫も消極的でなかなか大変でしたが、お友だちにエルセラーンの商品の良さを伝えるうちにメンバーができて1年後には昇格キャンペーンでキャプテンになりました。
ちょうど夫が勤務医をやめて医院を開業するかどうか、悩んでいたころで、石橋会長から教えていただいた「人間には無限大の力がある」という話を日本海の海岸で夫に伝えました。夫は砂浜に流木で「∞」(無限大)の文字を何度も書き、開業を決断しました。開業当初は夫婦で経営を軌道に乗せるのに必死で、キャプテン業どころではありませんでしたが3年ほどして落ち着くと、自宅の居間でエルセラーンのホームパーティを再開。メンバーの方の数も増えていきました。
 

★佐藤アヤ子キャプテンのプロフィール★

 
出身地:新潟市。先祖代々、会津からの物産などを商い、父の代には製材業で財をなした名家の長女。東京の短大を出て実家に戻り、県庁に勤めていたが縁があって近くに住む医師の夫と結婚した。
血液型:B型。父に、ご飯の食べ方から靴の脱ぎ方まで厳格にしつけられ、子ども時代はクラスで一番おとなしく、無口だった。「人に頼らず何でも自分でするタイプ」だという。
家族:夫は開業医、長女と二女は勤務医、三女は理学療法士という医療従事者一家。娘はいずれも独立し、孫が一人ずついる。
気分転換:毎日曜日の朝、夫がむいた果物、いれたコーヒーと店で買ったパンを持ち、夫婦で日本海を眺めながらのんびり話すこと。ゆったりとした時間の中で夫からキャプテン業へのアドバイスも受けるという。
趣味:若い頃に資格を取った生け花は〝心の浄化〟になっている。琴の演奏はご無沙汰ぎみ。最近は英語とフランス語の教室に通っている。
 

■生涯に残る素敵なプレゼント

 

ネパールの佐藤高校の開校式で歓迎を受ける佐藤ご夫妻=2018年4月

 
途上国に建てた学校にキャプテンのお名前をつけるという石橋会長のアイデアは本当に素晴らしいです。2013年秋から始まったこの仕組みのことが私の意識の中にあったんでしょうね。翌2014年になって子どもたちが私にワアッと押し寄せてきて「学校を建ててください」と叫ぶ夢を見たんです。これが2014年11月~2015年1月の3か月間で1校目の学校建設条件を達成する原動力となりました。
そして2018年4月、ネパールの佐藤高校の開校式に夫婦で出席させていただきました。校門を入るなり夫は生徒たちと挨拶を交わし、感動して泣いていました。私も子どもたちの笑顔や感謝の言葉を聞いて胸がいっぱいになりました。紙風船や折り紙をたくさん持っていき、子どもたちと交流したことが鮮やかに甦ります。ネパール語の会話集を買いこんで夫と練習し、開校式のスピーチを現地の言葉でお伝えできたこともよい思い出です。やっぱり開校式はいいですね。会長から、生涯に残る素敵なものをプレゼントしていただきました。
開業した医院の待合室には佐藤高校の開校式コーナーを設けています。開校式の写真とともに、生徒たちからいただいた感謝の手紙と、その日本語訳などを貼っています。帰国後、夫から「早く2校目をせいよ」と発破をかけられ、2019年1月に2校目、昨年12月に3校目を決定することができました。
 

■3校目は「COSMO」のお陰

 

さとう内科クリニックの診察室に設置されているClean Air COSMO

 
夫が医院をしているのでコロナ禍のこの3年は大変でしたが、3校目を決めることができたのは光触媒を活用した除菌脱臭機「エルセラーンClean Air COSMO(クリーン エアー コスモ)」が発売されたおかげです。商品の発売が決まったとき、夫が夜中にインターネットで光触媒について調べ出したんですね。10台ぐらい仕入れようと考えていた私は「あっ、これダメって言われるのかな」と思っていたら、夫が「30台入れろ」っていうんです。光触媒はウイルスや有害物質を酸化分解することがわかったからでしょうね。商品が届いたら、夫が医院と自宅で使う12台を全部、組み立ててくれました。
医院の入口、診察室、処置室…。トイレは、患者さんがいろいろな薬を使うので尿の臭いが強かったんですが、「COSMO」を置いてからはまったく臭わなくなりました。患者さんも快適にお手洗いへ入れるようになったと思います。待合室は広いので2台置いています。職員の休憩室や台所、カルテを置いている部屋にも置きました。
室内の気圧を室外よりも低くしてウイルスなどで汚染された可能性のある空気を室外に逃さないようにする「陰圧室」にも「COSMO」を置いて、どんどん活用しています。コロナ禍なので医院では防護服の管理も必要で、以前はロッカーみたいなところでオゾンを使用していましたが、医院を手伝ってくれる医師の娘たちが作業に集中するあまり頭痛を訴えることがありました。それが「COSMO」の小型タイプ「Multi Clean Air(マルチ クリーン エアー)」で空間除菌に替えると頭痛がなくなってバッチリなんです。
「Clean Air」シリーズを導入したことでスタッフにも安心して働いていただけるし、患者さんにも気持ちよく来ていただけるようになったと喜んでいます。
 

■これまで以上に出会い作りを

 

 
3人の孫のうち、一番上の男の子は小学3年生になりました。先日、どの国に一番行きたいかと聞いたところ、「バーバが行ったネパールに行きたい」っていうんです。嬉しくて涙が出てきました。小さいなりに、自分の祖母がネパールに学校建設したことをちゃんと理解しているんですね。
エルセラーンに出合えて私は本当に幸せです。こんな素晴らしい出合いをいただき、もったいなくて感謝でいっぱいです。私はキャプテンですから新しい方と出会ってエルセラーンをお伝えするのが仕事。これまで以上に出会いを作っていこうと思っています。
今年はエルセラーンが関西財界セミナー賞の輝く女性賞を受賞した絶好のチャンス。関西の財界にも認められたということで、家族の中では男性である夫に一番響いていたので、これを機に男性の方にもエルセラーンの素晴らしさが届いてくれるかなと期待しています。
そしてエルセラーンの輪を広げることで子どもたちのために地球環境をキレイにしてあげたいし、途上国に学校をいっぱい建ててあげたいです。会長は「1人10校」とおっしゃっていますが、取りあえずはその中間点の5校を目指します。
(インタビュー2023年3月)


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