ボランティア

【メモリアル】清水小学校 ジャウティア【開校式】

2015年1月13日 ボランティアキャプテンの名前の付いた学校建設18校目にして、今も語り継がれる思い出の開校式となりました。ダッカの空港での入国審査で約3時間の足止め。学校到着が大幅に遅れました。しかし、福井県のボランティアキャプテン清水悦子さんは、このときの思いがけないトラブルにも動じず、ずっと笑顔で不安・不満のひとつもこぼしませんでした。現地の喜びだけでなく、ひとりの女性の凛とした強さに触れた一日でした。




ダッカの空港から直接学校に向かう車内。
提携団体PUSの岩下代表が案内します。
しかしこのときすでに午後4時すぎ。
どんどん日は西に傾きます。





陽の光がなくなったころにバスが止まりました。
着いたかと思いきや「ここからは船で川を渡ります」とのこと。
現地の人が身軽に降りるのを待って、エルセラーン一行が乗り込みます。





ここで村からのサプライズが船上に。
歓迎の楽団がスタンバイしていました。
太鼓にラッパに、準備万端。
(腕を組んでいるのは「きちんと立つ」ときの姿勢です)





1%クラブ糸谷代表と清水さんが、村の歓迎に応えてダンス。
「真っ暗で開校式がどうなるかわからないけれど、明るく楽しく行きましょう」





学校に着くと、ステージが用意されていました。
陽が落ちると真っ暗闇です。街灯も民家の明かりもありません。
持参した懐中電灯とカメラのフラッシュが頼りです。





清水さんが感謝の記念楯を受け取ります。





1%クラブ糸谷代表のあいさつ。
「いろんなことが重なり、遅くなってしまいました。でも、こんなにたくさんの方に迎えてくださって……みなさんの顔はよく見えませんが、みなさんの温かいお心は十分に伝わりました」





「日本のお祭りを世界に届ける」福井御一行。
今回は節分が近いということで、みんなで鬼のお面と腰巻。
「鬼のパンツは良いパンツ」と歌いながら盛り上げてくれました。





校舎前で記念撮影。
暗くて見えなかったけれど、みんな笑顔でした。





教室内でインタビューした生徒と先生。





この2年後、清水さんはもう一度同じ川を渡りました。
2017年2月26日 2年前には見えなかった景色が広がります。
この日、別の学校の開校式に行くメンバーと別れ、「清水チーム」の3人が清水小学校を再訪です。





学校への道、空と緑が広がります。
2年前は暗くて見えなかった景色。
「こんな道だったんですね」





清水さんを囲む子どもたち。
「会えてうれしい!」というのが顔を見れば伝わります。





教室の中で子どもたちと交流。
普段の生活、好きな勉強、将来の夢、いろいろ教えてくれました。





有名な絵本「おおきなかぶ」を披露。





今日のために、みんなオシャレしてきました。





ジャウティア 清水小学校


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