ボランティア

【メモリアル】村越中学校 ジャナ・カルヤン【開校式】


香川県のボランティアキャプテン 村越丹津子さんは、2018年4月8日の昼過ぎ、ネパールの山間部の村に着きました。
NPO法人チョウタリィの会とエルセラーン1%クラブとの共同事業によって、ジャナ・カルヤンという地域に、村越さんの名前がついた学校が完成したのです。
2015年の地震で、学校不足に拍車がかかったネパール。
地震から3年が経ったこの日も、新しい学校の完成に村、地域が喜びに沸きました。
(NPO法人チョウタリィの会との共同事業)


ネパールの首都・カトマンズから車で約4時間の道のりです。



学校に到着すると、子どもたちが待っていてくれました。









新校舎の前までエスコートされ、テープカット。



生徒たちが待つ新しい教室の中へ。













教室の窓から見える景色。







校舎前の特設会場で開校式が始まります。
生徒たちのダンスから。








校長先生のスピーチ。



「新校舎が完成するまでは生徒たちの学習環境は劣悪なものでした。
チョウタリィの会を通じて、日本のエルセラーンの支援がこの地まで届いたことに、心から感謝しています」





ネパールでは恒例のオイルランプの儀式。
村越さんが慎重に火をつけます。







1%クラブ糸谷代表と村越さんがごあいさつ。











民族衣装に身を包み、お祝いのダンスを披露。







市長から感謝の記念楯を受け取る村越さん。







生徒から感謝のスピーチ。



「この学校には小学校の時から通っていました。
震災前の校舎は、石と土で塗り固めた校舎でした。
私たちはそんな環境でも一生懸命勉強していましたが、あの大地震が起こりました。
校舎が崩れ、私たちは恐怖と無力感を抱えて生きてきました。
一番好きだった学校という場所が壊れてしまったことで 、みんな心に傷を負ったと思います。
あのときの恐怖や不安は言葉にできないものです。
新しい学校が建つということを聞いたときはとても嬉しかったです。
新校舎はとても立派で、雨や風が強くても安心して勉強できます。
もう怖くありません。心から感謝しています。
皆さんが作ってくださったのは一棟の校舎だけではありません。私たちの未来の基礎を作ってくださったのです」







村越さんから生徒たちへ学用品のプレゼント。







式の最後はみんなで踊ります。
ネパールの人にとって、踊りとは特別なもの。
身近な癒しであり、祝いの喜びであり、異国の人との絆にもなります。























村越中学校 ネパール ジャナ・カルヤン


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