過去紹介分(11)荒川幹枝・今村三枝子 キャプテン

 エルセラーンのポリシーや商品をメンバーさんたちにお伝えして正しい生き方を広め、商品販売の収益の一部を率先してボランティア活動に寄付されているのが、全国で活躍するボランティアキャプテンたちです。どんなお仕事内容なのか、どんな日常を過ごされているのかを話題のキャプテンたちにお聞きしました。

 

荒川幹枝キャプテン(1967年生まれ)
(1992年栃木キャプテン会所属)
生まれ変わって辿り着いた
〝強善プラス〟思考

 

■勉強会でマイナス思考が前向きに変化

 

 
エルセラーンとの出合いは22歳のころ、姉(西川千夏子キャプテン)から「天然原料100%のお化粧品、お肌にとってもいいんだって」と教えてもらったことです。でも私はストレスが原因で顔中にできた吹き出物を皮膚科で全部つぶされて痕が残り、きれいになりたくて1セット10万円ぐらいの自然派化粧品を買った直後。すぐに耳を傾けることができませんでした。
ところがエルセラーンを使い始めた母と姉の肌がどんどんきれいになっていく(苦笑)。数か月後、私もエルセラーンに切り替えました。すると周りから「きれいになったね。化粧品を変えた? 私も使ってみたい」といわれ、うれしくて自然に他の人にも伝え始めました。姉は化粧品を使って満足している私に「石橋勝社長(当時)の話を聞きにいこう」とフェスティバルに誘ってくれましたが化粧品の仕事をするつもりは全くなかったので断っていました。
でも1つだけ気になることが…。体調を崩していた姉がエルセラーンのキャプテンになって元気を取り戻し生き生きしているのはなぜ? 理由が知りたくて約半年後、フェスティバルに参加してビックリ。石橋会長は、化粧品の話ではなくて国際ボランティアや公害ストップ、プラス思考・マイナス思考などのことばかりを話されました。
引き寄せられるように「特別ゼミナール」(通称・特ゼミ)や「スーパーキャプテン養成ゼミナール」(現・スキルアップゼミナール)といった勉強会に参加し、失敗を恐れるマイナス思考だった私の意識が前向きになり、25歳のときに姉の後ろ姿を追う形でキャプテンになりました。
 

★荒川幹枝キャプテンのプロフィール★

 
出身地:栃木県小山市。今も実家から車で5分ほどの同市内に住む。
血液型:O型。元々は消極的で意思表示できず我慢してしまう性格だったが、エルセラーンと出合い積極的で明るい人柄に。周りからは「いつも楽しそう」、姉からは「人が喜ぶことばかり考えてるね」といわれる。
家族:夫、プードル犬〈毎日7~20時、近くに住む義母を元気づけるため家へ通う。「介護犬アプリ」と私が命名(笑)〉と暮らす。4姉妹の二女で、全員がメンバーというエルセラーン一族。
特技:書道は師範の資格を持ち、雅号は「幽仙」。栄養士の資格も持ち、ピアノは3歳~高校まで続け、今も気分転換に弾くことがある。
息抜き:メンバー宅を回る途中に車内で流すクラシックやピアノ音楽。癒し系の曲をよく聴く。移動中に目にする太陽や雲、月、星などを見上げたり、大空を飛ぶ鳥たち、木や花など自然のエネルギーに感動し力をもらう。
食生活:母が趣味で作る有機栽培・無農薬の野菜を分けてもらい、葉野菜・根菜類中心の献立てを心掛ける。美と健康のため、玄米こうじ甘酒を作り、朝晩口にする。母からは「子どもの頃から、猫より食が細い(笑)。腹六分目が健康の秘訣になっているのかな」といわれる。食に対する執着は薄く、忙しくて食べ忘れることも。
 

■丸30年の経歴を捨てて自身を〝新築〟

 

 
昨年末、群馬県のメンバーさんから「息子をエルセラーンに社員として入れていただけますか」と突然相談を受けました。息子さんとは日本航空の元パイロットという経歴を持つ新井利彦さんで、話はトントン拍子で進み、今年2月に入社されました。
そして、わずか2カ月半後のキャプテン勉強会「NBC養成ゼミナール」で、新井さんが「プラス思考・マイナス思考」の講義をされると知り、私はわが子を見守る母親の心境で参加しました。
全身全霊を注いだ講義からは新井さんのこれまでの生き方、エルセラーンが目指す世界平和に自身がどれだけ貢献できるかという新井さんの熱い思いがひしひしと感じられ、わずかな準備日数で講義に挑戦された新井さんの〝超プラス思考〟に感動しました。同時に、新井さんが短期間で石橋会長の伝えたかったことを深く理解したのに比べ、キャプテン歴30年の私はこれまで一体何をしていたんだろうと恥かしくなりました。
私も真のプラス思考で生きていきたい。今までの荒川幹枝は捨てて、新しい荒川幹枝でいこう。現状の私に何かを足していくのではなく、いったん空っぽにして新しく会長の教えを入れていこうと思いました。家でいうなら、改築ではなく一から新築するイメージでしょうか。
 

■会長の教えが自分の中でつながった日

 
2020年1月の新春行事で石橋会長は「みなさまにお願いがあります。思いやりのスケールを大きくしてください」とおっしゃいました。この言葉は私の心に響き、ずっと頭から離れません。エルセラーンの活動は人との出会い。ご縁を大切にするとは、まさに思いやりのスケールを大きくすることだと思います。石橋会長は「思いやりのスケールを大きくすることで(素晴らしい成績の)エグゼクティブキャプテンになれるんですよ」ともおっしゃいました。
思いやりのスケールを大きくする⇒エグゼクティブキャプテンになれる⇒学校建設につながる。頭ではわかったつもりでも、真に理解するには実践⇒勉強⇒実践⇒勉強を繰り返すしかない。
新井さんの講義に触発されて今年5月、寝る時間を削ってエルセラーンの活動を頑張っていると、自分が真のプラス思考である〝強善プラス〟の領域に入り、一点の曇りもない状態に至ったと感じました。思いやりのスケールを大きくするとはこういうことなのかと実感し、月間売上2,000万や学校建設4校目決定以上に、石橋会長の話が私の中ですべてつながったことが喜びでした。
 

■人の縁で地球儀をエルセラーンピンクに染めたい

 

ベトナムの荒川小学校開校式で=2016年9月

 
2016年のベトナム・荒川小学校開校式は台風で避難勧告が出るほどの大雨の中、慌ただしくおこなわれましたが、子どもたちが傘も差さずに笑顔で待っていてくれた姿が忘れられません。
学校ができたことで、夢を持って学べる喜び。子どもたちの輝く瞳が心に焼き付いています。短い時間で子どもたちと触れ合う時間はほとんどありませんでした。でも心と心はずっと繋がっています。今でも枕元に喜んでいるベトナムの子どもたちを感じることがあります。エルセラーンの商品を使うことで、途上国の子どもたちが学べるようになるんですから本当に素晴らしい活動だと思います。
私のメンバーさんの中には南米のアルゼンチンやパラグアイに住んでいる方もいらっしゃいます。出会いとは、大切な方から大切な方へと思いやりで繋がっているご縁です。メンバーさんが世界中に拡がり、地球儀がエルセラーンピンクに染まったらいいなって思います。(インタビュー2022年6月)

 
 

今村三枝子キャプテン(1961年生まれ)
(2022年広島キャプテン会所属)
キャプテン昇格で生き方をリニューアル

 

■ヘナシリーズを伝える喜び

 

 
直上の行廣皆希キャプテンとは元々、ご主人様を通しての顔見知りで、30年前に行廣さんがエルセラーン化粧品を扱い始めたのを聞いて私の方から「使ってみたい」と頼みました。自然派化粧品はお肌に優しくていいなと思ったからです。でも子育てや実家のおぼろ昆布製造・販売の手伝いが忙しく、商品を使うだけの人で催しや勉強会には参加しませんでした。
2006年に出産した三女にアトピーが出たので活水システム「セントラルウォーターシステム」(CWS)をつけ、腰痛の気が出始めたので補整下着「セレブ・サエコ」を使うようになり…。気分転換も兼ねてエルセラーンの行事へ参加するようになったのはそのころから。
そして2010年、染毛料のヘナシリーズと出合いました。私は薬品に敏感なタイプで、それまでの染毛料には違和感や不快感があったのですが、ヘナが出て「この商品はいい。これだったら人にも勧められる」と感動しました。ヘナを知り合いにどんどん伝え、パートナーが増えていきました。ヘナを伝えた人が素敵に変わっていく様を見て、伝えるのが面白くなりました。
 

★今村三枝子キャプテンのプロフィール★

 
出身地:広島市。今も同市内に住むが、実家まで車で1時間かかる。
血液型:B型。明るい性格で、とにかくよく笑う。自宅へ入れ替わり訪ねてくるメンバーたちには「元気になって帰れる」といわれる。
家族:夫、三女と同居し、別棟に義母。子ども、孫ともに4人。
趣味:50代で始めた山登りで愛媛県・石鎚山(標高1,982m)を制覇した。
手作り:梅干しやらっきょうを漬けたり、タケノコの瓶詰、味噌を手作りして食卓に出すようにしている。
 

■アファンの研修日にキャプテン昇格

 

 
還暦を迎えた昨年は介護していた実母が亡くなり、続いて長男、長女のところに孫が産まれてバタバタしましたが年末には落ち着き、これからどう生きようかと自分自身を顧みました。孫の面倒見がいいおばあちゃんではなく、後ろ姿を子どもや孫たちに追いかけてもらえるようなおばあちゃんになろうと決めました。
元気で動ける時間は長くない、若い頃より一日一日を大切にしたい、前に進んでいきたい─。家族に「エルセラーンのキャプテンになる」と宣言してビックリされました。そして今年4月末のスキルアップゼミナールに参加し、エルセラーンの考え方に感動して、ますますキャプテンになる意欲があふれ出したところ、糸谷社長から「5月にキャプテンになりませんか」と背中を押されました。「はい」と答えた途端、喜びの涙が自然と流れてきました。キャプテンになると宣言していなかったら義母の介護でズルズル過ごす人生になっていたかもしれません。
キャプテンに昇格したのは長野・黒姫のアファンの森で地球環境を守る研修を受けた日です。田舎育ちの私はアファンの森に懐かしい匂いを感じ、おじいちゃんが炭焼きしていた子どものころを思い出しました。
地球環境を再生していくのは子どもや孫の世代ではなく、環境を汚した私たち世代の責任だと思います。エルセラーンはただのお仕事ではなく、メンバーと手を取り合って一緒に歩んで行ける道が与えられています。メンバーを誘って、またアファンの森へ勉強しに行きます。

 

■ボランティアの入り口

 

ネパールの行廣小学校開校式で=2017年10月

 
2017年にネパールの行廣小学校の開校式に参加しました。その村は物質的に貧しく、それまで海外旅行で見たヨーロッパなどとは異次元でした。国によって、こんなに違うのか…。同じ地球で同じ時間を過ごしているはずなのに私が置かれている環境との大きなギャップに戸惑いました。
そして私はまだボランティアの入り口を入ったばっかりで、本物にはなれていないと身にしみました。学校建設をして、メンバーみんなと一緒に行きたい。どんなボランティアの道を歩むかはこれからの自分しだいなんですね。
本物になるためにはエルセラーンという会社をひとりでも多くの方にお伝えするしかないと思っています。たくさんの人に出会って、多くの人にエルセラーンを使っていただけるように頑張ります。
 

■歳を取るほど元気で明るく

 
昨秋、新フリップチャートが出来て、行廣キャプテンがA3版の「地球環境を守るリーフレット」と合わせて読んでくれました。リーフレットはエルセラーンの商品全体が上手くまとめてあり、内容が私の中に入りやすかったんです。個々のバラバラに見えた商品がひとつに大きくまとまった感じがしました。
これらを使って世界平和と人救いのために、一人でも多くの方にエルセラーンを伝えていかなければと思っています。娘の世代は育児休暇を取って家庭にいる方も多く、職場復帰するまでが商品やポリシーをじっくり伝えるチャンス。ママ友の縦掘りでエルセラーンの輪を若い人にも広げていきたいです。
「歳を取るほど元気で明るく」を実践すれば、若い子たちも歳を取ることに対して夢と希望を抱くのではないでしょうか。エルセラーンの仕事を通じて、子どもや孫から「おばあちゃん、あっぱれ」といわれるような生き方を目指したいと思います。
(インタビュー2022年6月)


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